みなさんは魚をどれくらいの頻度で召し上がりますか?
現代の食生活ではさすがに毎日魚を一匹まるごと食べるという方はそうはいらっしゃらないでしょう。
昔の日本はたいてい朝食か夕食に一匹献立に含まれていました。しかし現代では週にどれだけ食べるか数える程度ではないでしょうか。
魚は子供の発育に良いだけではない
魚を食べると頭が良くなるとか骨が丈夫になると教えられてきました。でもそうすると既に成長しきった大人はそんなに食べなくても良いのでしょうか?
実はぜんぜんそんなことないのです。むしろ生活習慣病に悩む大人にとって、魚は大いなる健康食となるのです。
n-3系の良質な脂質
DHAやEPAなどはn-3系脂肪酸と呼ばれます。これはサバやイワシ、サンマなどの青魚に豊富に含まれます。
実はこのEPAやDHAには中性脂肪や悪玉コレステロールと呼ばれるLDLの値を下げる力があるのです。
血液をサラサラにし、血管を若く保つのに素晴らしい成分が魚には豊富に含まれています。それを採り入れない手はありませんよね!
スタイルよりも気にして欲しい数字
食べ過ぎや運動不足、睡眠が不規則だったり、外食やジャンクフードが好きな人は、よほどでない限りだいたい体型が太り傾向にあります。
でも外見はそんなに太っていなくても、隠れ肥満、高血圧症だったり高脂血症だったりすることもあるのです。
中性脂肪値やLDLコレステロール値が高い方は決して人事ではありません。健康診断などで数値が思っていたよりも高かったら即日、今までの生活を見直さないといけないのです。
EPAとDHAの効能を知りましょう!
生活習慣病予防に効果があるEPAとDHAですが、まずEPAは血小板凝集抑制という作用をします。
よく、飛行機などで血流が滞るとエコノミー症候群になると言われますよね?
血管に血栓が詰まると動脈硬化症を起こしてしまいます。EPAはその血栓ができるのを予防してくれるのです。血栓や中性脂肪が溜まるのを防ぐわけですからぜひとも採り入れて欲しい栄養素です。
それとDHAは血管や赤血球の細胞膜を柔軟にしてくれる力を持っています。脂っこいものが好きだったり、運動嫌いだと血液がドロドロになりやすく、血管がもろくなり、これもまた動脈硬化症を引き起こす原因になります。
その血液と血管に柔軟性があればたとえ多少の老廃物が血管に詰まっていたとしても上手く流れてくれるのです。
魚嫌いな方だけでなく、どなたにも摂取して欲しいサプリメント
魚をたくさん食べればいいのかというとそう簡単なことではありません。焼き魚の味付けには塩を使いますし、刺し身には醤油を付けます。塩分が濃いものを大量に摂取するとかえって高血圧症や動脈硬化症を引き起こす引き金となり、本末転倒になります。
そこでEPAやDHAをサプリメントで補うことをオススメします。化学薬品のように大きな副作用を心配する必要はありませんし、医師の処方なども当然必要ありません。
魚を食べるか食べないかは献立次第の時ってありますよね。
でもサプリメントならたった数粒を水と一緒に飲むだけで良いのですから毎日、魚好きや魚嫌いにかかわらず上手に摂取できます。
最後に
EPAもDHAも生活習慣病予防に大変効果のある成分です。だからといって過剰に摂取するのではなく、魚なら一日何グラムまでとか、サプリメントなら決められた容量をきちんと守って下さい。
継続的に摂取しやすいサプリメントは現在の食生活をすぐには変えられない方には生活習慣病予防の救世主的な存在です。
ぜひ採り入れてみてはいかがでしょうか。