年齢による衰えが気になり始め、サプリメントを摂取しようと考えた時に、思い浮かべるものの一つがDHAやEPAではないでしょうか。
これらの成分は青魚によく含まれているといわれ、血液をサラサラにする働きがあり、体の中を巡り様々な細胞に働きかける栄養素であるといえます。
目次
DHA・EPAサプリの内容は各メーカー様々
DHA・EPAは必須脂肪酸といわれ、毎日摂取することが欠かせない成分の一つであるともいえます。
しかし、現代の日本人は普段の食事で青魚を食べる機会が減ってしまっています。このような日本人にとってDHAやEPAをサプリメントで摂取することは、効率よく体に取り入れることができるといえるでしょう。
それではDHAやEPAを選ぶ際にはどのようなことに注意すればよいのでしょうか。これらの成分を含むサプリメントを摂取しようと考え選ぼうとすると、多くのメーカーから様々な商品が販売されていることがわかります。
金額だけではなく成分とのバランスも考える必要がある
いくつかのサプリを比較してみて、同じような効果がある場合には、安いサプリを選びたくなりますが、これには注意が必要です。
まずサプリに含まれている成分の含有量は、統一された基準などがないために、メーカーによって異なっています。そのため安い商品を選んでしまうと、含有量も少なく、結果的に効果を感じることが少ない可能性も出てきます。
1日に必要なDHA・EPAは1,000mmHgと言われています。その中で不足分をサプリで補うと考えると最低でも400mmHg以上のDHA・EPA含んだ製品を選ぶようにするほうが効果的です。
参考サプリメントDHA・EPA含有量比較 coming soon
そして初めて購入する時にはキャンペーンの安い価格で購入できる場合でも、2回目以降の価格を比較してみると、ほかのサプリの方が安かったというケースも出てきます。
そのため購入する場合には初回の購入価格だけでなく、継続して購入した場合の価格も確認する必要があります。
DHA・EPAは酸化しやすいので注意
数カ月分が入っている大容量タイプのものや、キャンペーンなどで複数の個数を購入すれば安く買えるというような購入方法もありますが、このような場合にはサプリの酸化に注意する必要があります。
DHAやEPAは非常に酸化しやすいという性質があります。そのためサプリで摂取していても、サプリそのものが古くなってしまった場合には、満足のいく効果が得られない可能性があります。
そして酸化した食品を過剰に摂取することは、がんなどの原因につながるともいわれています。そのためこのようなタイプを購入する場合には、酸化を防ぐ成分が配合されているか、また製法に工夫が見られるかなどをチェックするようにしましょう。
保管方法に注意する
これらの成分は光によって酸化されるため、サプリメントは遮光がしてあるガラス瓶に入れたり、光の当たらない風通しの良い場所で保管する必要があります。
また封を開けてから放置したままにしていると、これも酸化の原因となるため保管には十分に注意する必要があります。
DHA・EPAサプリの危険性は少ないが摂取量には気をつける
そしてサプリは飲み続けるものであるため、副作用がないかどうか気になる人もいるでしょう。良い効果が得られることはわかっているけれども、副作用があるのであれば、のむことをためらう人もいるでしょう。
DHA・EPAサプリの成分はもともと青魚などに含まれているものであるため、天然の栄養素と言えます。そのため危険性は非常に低いものとなります。
しかしここで気をつけなければいけないのは、過剰摂取です。サプリメントには、1日の摂取量の目安が記載されています。
そのため、その量をきちんと守って服用するようにしましょう。過剰摂取を続けた場合には、おなかが緩くなって下痢をしてしまうなどの症状が出る可能性もあります。
本来は食品から摂取することがベストだが、サプリは安定して摂ることが可能
本来であれば食品からDHA・EPAを取るのが好ましいですが、食品から多くのDHA・EPAを摂取するには青魚を中心に、かなりの量を食べる必要があります。
現実的に考えて、現代の日本では欧米化の肉料理などが多くなったため、青魚を毎日食べることは難しくなっています。
このような状況から考え、1年を通して安定した栄養素を摂るには、食品から摂取するよりもサプリメントで飲むほうが、栄養をしっかり継続して取ることが可能です。
健康なカラダを維持するには、継続してDHA・EPAを摂取できなければ意味がありません。そのためには容易に必要量を摂取できるサプリメントがベストな選択かもしれません。