男女を問わず、筋肉隆々のたくましい体に憧れる人は多いものです。そんな健康的なカラダをつくるためにトレーニングをする人は多いと思います。
カラダづくりに必要となる筋トレですが、実は、DHA・EPAには筋トレの効果をUPするすばらしい効果があることをみなさんはご存知でしたでしょうか?
今回はこのDHA・EPAの持つ筋トレの効果をUPする効果について詳しくお話していきたいと思います。
なぜ、筋トレによって、筋肉は増大するのか?
筋トレをすることにより、なぜ筋肉は増大するのでしょうか?これを理解するためのキーワードは”筋肉の破壊”と”超回復”の2つになります。
まず、トレーニングによって筋肉が破壊されます。このように筋肉が破壊されるといわれると、何か不安に感じられる方もいらっしゃるかもしれませんが、筋肉が破壊されるとはいっても、筋肉にミクロ単位の傷がつく程度ですのでご安心ください。
そして、この破壊された筋肉が治癒するときに、筋肉細胞はトレーニング前よりも、太くなり、その数も増えます。これが超回復といわれるものです。
こうして、トレーニングとその後の超回復によって筋肉がしだいに増大していくというわけです。
超回復に必要な休息・栄養補給
そして、この超回復の際に大切になるのが十分な休息と栄養補給です。
超回復する際に、十分な休息と栄養が与えられなければ、筋肉は、十分に超回復することができず、トレーニングの効果を殺いでしまうというわけです。
よくオーバーワークは逆効果といわれるのはこのためです。
そして、DHA・EPAは、トレーニング後に筋肉が超回復する際に重要となる休息と栄養補給について、次の3つの働きで、これをサポートします。
インスリンの分泌量を増加・効きをよくする
DHA・EPAは、インスリンの量を増やしたり、その効きをよくしたりして、筋肉へのブドウ糖の取り込みを促進し、筋肉への栄養補給を助けます。
筋肉が、修復され、太くなり、また、その数を増やしていくためには、その原動力となるエネルギー源が必要になります。
このエネルギー源が、ブドウ糖であり、次のようにして,筋肉細胞内に取り込まれます。
- インスリンが筋肉細胞の表面にあるインスリン受容体と結合
- これにより「グルット4」が活性化、細胞膜まで移動してブドウ糖を細胞内に取り込む
そして、DHA・EPAには、このインスリンの分泌量を増やしたり、その効きをよくしたりする働きがあることがわかっています。
参考国立がん研究センター:社会と健康研究センター「魚介類摂取と糖尿病の関連について」
DHA・EPAは、このようなインスリンの分泌量を増やしたり、その効きをよくします。
その結果、ブドウ糖の筋肉細胞への取り込みを促進、筋肉細胞への栄養補給を助け、筋肉の増大を促進するというわけです。
成長ホルモンの分泌を増やし、休息時の筋肉の増大を促進する
DHA・EPAは、成長ホルモンの分泌を増やして、休息時における筋肉の増大を促進します。
成長ホルモンというと、子供の頃に盛んに分泌されて、身長をのばす等の成長期にかかわるホルモンというイメージが強くあります。
しかし、成長ホルモンは、私達が大人になってからも分泌され続け、次のような大切な働きをしています。
- タンパク質の合成を促進
- 骨の形成を促進
- 脂肪の分解を促進
参考 日本医科大学「成長ホルモンの話」
筋肉の主成分は筋タンパク質であり、成長ホルモンは、この筋タンパク質の合成を促進することによって、筋肉の増大を促します。
そして、DHA・EPAには、良質な睡眠や運動と同じように、この成長ホルモンの分泌を促進する働きがあることがわかっています。
DHA・EPAは、成長ホルモンの分泌を促進し、筋タンパク質の合成を促すことによって、筋肉の増大を促進するというわけです。
血液をサラサラにして、筋肉の血行を促進、栄養補給を助ける
DHA・EPAは、血液をサラサラにして、筋肉の血行をよくし、筋肉への栄養補強を助けます。
そしてDHA・EPAには、血小板の凝集を抑制して、血液をサラサラにし、血行をよくする働きがあります。
つまり、DHA・EPAは、筋肉の血行をよくすることによって、筋肉への栄養補給を助け、筋肉の増大を促進するというわけです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回はDHA・EPAが筋トレの効果をUPする3つの理由について詳しくみてきました。
海外では、DHA・EPAが筋トレの効果に重要な要素を持つことはすでに常識になっており、トレーニング、プロテイン、フィッシュオイルは筋トレの三種の神器になっています。
フィッシュオイルであるDHA・EPAサプリメントを効果的に摂取することで、筋トレの効果をUPし、健康的なナイスバディを手に入れていただけたらと思います。