DHA・EPAの効果

DHA・EPAが血栓を予防し動脈硬化性疾患を予防する理由

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DHA・EPAには血液をサラサラにする働きがあることはよく知られていますが、実は、DHA・EPAには血栓を予防する働きもあることをご存知でしたでしょうか?

このDHA・EPAの2つの働きはともに、DHA・EPAの血小板の凝集を抑制する作用に基づくものなのですが、血液をサラサラにする話にくらべると血栓を予防する話はあまり一般に知られていません。

そこで、このDHA・EPAの血栓を予防する働きについて詳しく解説していきます。

 

血栓と動脈硬化とは?

血栓とは、わかりやすく言うと、血管内にできた血の塊のことをいいますが、では、なぜ、このような血の塊が血管内にできてしまうのでしょうか?これを理解するためには、まず動脈硬化について理解しておくことが必要になります。

動脈硬化とは、動脈が、硬くなったり、狭くなったりして、その正常な機能を失ってしまうことをいいますが、次のようなステップで進行していきます。

動脈硬化になる流れ

  1. 糖尿病・高血圧・脂質異常等の何らかのストレスにより血管壁の内皮細胞が障害されます
  2. 悪玉コレステロール(LDL)が、血管壁の中に入り込み、そこで酸化されます
  3. 有害な酸化LDLを処理しようと、白血球が”掃除屋”マクロファージに姿を変え、血管壁の中に入り込みます
  4. 有害なLDLがあまりに多すぎると、マクロファージは、これを処理しきれずに、食い倒れて、死んでしまいます
  5. 酸化LDLや酸化LDLを食らい込んだ白血球の死骸が粥状(じゅくしゅ)になって血管壁の内部に溜まっていきます(これを粥種といいます)
  6. 血管壁の内部に粥種ができ成長していくことで、血管がしだいに、狭く、硬くなっていくことで、動脈硬化となります

このように、動脈硬化を起こしている血管壁は、脆くなっていて、何かのストレスによって、傷がつくと、その傷口を塞ごうと、血小板が凝集して、血の塊ができるのが「血栓」です。

通常ならば、この血栓はすぐに溶かされてしまうのですが、動脈硬化を起こしている血管壁は、この血栓を溶かす機能が弱まっています。

また、脂質異常等で血が固まりやすくなっていると、この血栓が、溶かされることなく、大きくなっていき、最終的にただでさえ動脈硬化で狭くなっている血管を塞いでしまいます。

これが、心臓でおこれば心筋梗塞、脳で起これば脳梗塞ということになります。

このように、血栓と動脈硬化そして心筋梗塞・脳梗塞・くも膜下出血等の動脈硬化性疾患の間には切っても切れない深い関係があるというわけです。

では、続けて、DHA・EPAが血栓を予防する働きについて詳しくみていくことにしましょう。

 

DHA・EPAが血栓を予防する理由

DHA・EPAは、次の2つの働きによって、血栓ができるのを予防します。

  1. 動脈硬化の予防・改善
  2. 血液を固まりにくくする

 

①動脈硬化の予防・改善

DHA・EPAは、血栓ができる最大の要因である動脈硬化を次のようにして予防・改善することによって、血栓ができるのを予防します。

  • DHA・EPAは動脈硬化の原因である悪玉コレステロール(LDL)を減らすことによって動脈硬化を予防します
  • DHA・EPAは血管壁に溜まった酸化LDLを抜き取り回収する善玉コレステロールを増やすことによって動脈硬化を予防・改善します
  • DHA・EPAは、超悪玉コレステロール(sd-LDL)やレムナント(sd-LDLよりも、さらに血管壁に入り込みやすく、また、酸化されることなく動脈硬化の原因になります)を増やす中性脂肪を減らすことによって動脈硬化を予防します

 

②血液を固まりにくくする

DHA・EPAは次の2つの働きによって、血を固まりにくくして血栓ができるのを予防します。

  • DHA・EPAは、血液をドロドロにし、血を固まりやすくする主要な原因の1つであるコレステロール・中性脂肪等の血中脂質の異常を予防・改善することによって、血液をサラサラにし、血を固まりにくくします
  • DHA・EPAは、血小板が凝集するのを直接的に抑制して、血を固まりにくくします

このように、DHA・EPAには、動脈硬化とそれを主要な原因とする血栓ができるのを予防・改善して、心筋梗塞・脳梗塞・くも膜下出血等の動脈硬化性疾患を予防するすばらしい働きがあります。

現に、DHA・EPAは、消費者庁がおこなった「食品の機能性評価モデル事業」において、心血管疾患リスク低減の項目で、総合A評価(機能性について十分で明確な根拠がある)を受けています。

DHA・EPAの心血管疾患リスク低減の効果には国のお墨付きがあるというわけです。

参照消費者庁:「食品の機能性評価モデル事業」の結果報告

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回はDHA・EPAと血栓の関係について詳しくみてきました。

DHA・EPAには、血栓を予防し、心筋梗塞・脳梗塞・くも膜下出血等の動脈硬化性疾患を予防するすばらしい働きがあります。

もちろん基本は食事から積極的にDHA・EPAを摂っていただけたらと思います。

しかし、ビタミン類とは違って、DHA・EPAのサプリには、天然由来の成分が使われていて、その効果は食事から摂った場合と全く変わりません。

基本は毎日の食事からDHA・EPAの摂取ができれば良いのですが、仕事・家事・育児等でなかなか難しいのが現実です。

そのような場合には、サプリを積極的に利用することで、DHA・EPAを積極的に取り入れてみては如何でしょうか。

 

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ナットウキナーゼには血栓を溶かす働きをもっており、世界的にも注目されている酵素です。

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