「運動なんかしんどいからやりたくないよ〜」「なかなか痩せないからもう辞めようかな」
こんな感じでダイエットを始められない、もしくは始めたけどすぐに挫折したという経験はおありではないですか?
運動嫌いを克服するには
とにかく短時間で終わらせる
運動嫌いな人にとって、たとえ30分でも長時間の運動は過酷です。無理をして体を動かしてもすぐに嫌になって結局挫折します。 でももし1日10分以内で終わるような運動であれば、 飽きることなく終えることができますよね。
苦しさや面倒さを感じる前に終わることで、運動を日々続けることができるわけです。筋肉ができてきて慣れてくれば、少しずつ運動が嫌いではなくなりますよ!
何かをしながら運動をする
苦痛な運動を義務的にやるなんて続きません。でも何かをやりながら運動をすれば、そちらの方に意識がいってそれほど苦痛を感じないものです。
大事なのは自分が今、運動の努力をしていることを忘れることです。歩行ステッパーやエアロバイクなどは「ながら運動」として効果的です。
部屋でテレビを見ながら運動することで30分くらいならすぐに過ぎてしまいます。自分の好きな番組を見ながら、最初は10分からでも良いです。プロ野球でも観戦しながらやる場合はCMの間にやると決めても良いですね。
楽しみながら運動するのが長く続けることができるコツです。番組が終わった後、気が付いたら結構運動していた、となれば御の字です。
苦痛を感じてきたら
「もう運動は絶対にやりたくない」という気持ちになりそうだという予感がした時は即刻、運動をやめるようにしてください。
普通ならそこを乗り越えろだとか我慢しろだとか言われるところですが、教科書的な理想を言われても最初はやはり運動は面倒だと拒絶反応を起こしやすいものです。運動が毎日の習慣になってくれば自然とやらないと気が済まなくなりますから、やりたくない時は無理にやらず、他の日に多めにやることで調節して下さい。
一度これはきつい、辛い、と脳に刷り込まれてしまうと、必要以上に運動に拒絶反応ができてしまいます。運動することが無意識の習慣になってしまえば、それがすなわち運動嫌いを克服したことになり、運動を続けやすくなるのです。
日常生活に運動を組み込む
あえて運動の時間を作るのは面倒だとか運動する時間を取るのが難しいなら、日常に運動を取り入れてみて下さい。
自転車通勤に変えてみたり、エスカレーターを階段にしてみたり、コツコツ運動量を貯めることで、すべてを合わせると思っている以上の運動量となります。
ちょっとの運動を積み重ねていくと、ガッツリ運動したのと同じくらいできます。普段から体を動かすようにすれば、運動嫌いが少しずつ解消されます。
筋肉さえつけば
筋肉をつけることで脂肪を減らして、痩せやすい体をつくれます。
体は起きている時も寝ている時もいつもエネルギーを消費しています。これは呼吸や代謝など、無意識でも行っていることにエネルギーが必要だからです。体温をつくり出すのは主に筋肉です。
たとえ運動をしていない時でも筋肉量が多ければ多いほどカロリーの消費は高くなり、基礎代謝量もアップします。 筋肉がつけばエネルギーを溜め込みにくい体質になりますから、運動なんてそこまでの辛抱です。
最後に
苦痛や面倒を味わう運動を続けていくことの大変さは今まで身にしみていると思います。メタボが疑われ、改善したいときには覚悟や、やる気よりも知恵と工夫で乗り切ってしまいましょう。
決して無理をせず、続かなくても気にせず、ただその気になったらやるくらいの気持ちで運動を始めてみましょう!