定期検診や生活習慣病予防検診、人間ドックや病院での採血でコレステロールや中性脂肪の数値が高いという診断結果が出たことがあるという人は多いのではないでしょうか。そんな人が注意しなければならないのが動脈硬化です。
コレステロールや中性脂肪の数値が高くそれに高血圧が加わると動脈硬化を発症させてしまうリスクを一気に高めてしまいます。
生活習慣病は早期に改善する必要がある
動脈硬化は血管の中に血栓ができたり血管が狭くなったり、しなやかさを失い硬くなったりすることで血液の流れが悪くなってしまうという疾患です。
生活習慣病の代表格であり、症状が進行すると狭心症や心筋梗塞などの心臓病や脳出血や脳梗塞などの脳卒中などの病気発症の原因にもなります。心臓病や脳卒中は突然死を引き起こす危険もある重大な病気ですので、積極的な対策を講じて動脈硬化の改善や予防に努める必要があります。
運動や生活習慣を見直すことでコレステロール値を下げる
コレステロールなどの数値を下げるためには、まずは自分の日頃の生活習慣を見直してみることから始めましょう。
栄養バランスのとれた食生活、良質な睡眠、適度な運動、規則正しい生活リズム、ストレス解消、疲労回復、肥満予防、禁煙などを心がけた健康的で規則正しい生活習慣を身につけることが大切です。
運動は、ウォーキングや軽めのジョギングなどの有酸素運動が効果的です。脂肪燃焼効果が期待できるので肥満予防に大きく役立てることができます。
運動前にアミノ酸を摂取することで有酸素運動による脂肪燃焼効果をさらに高めることができます。
睡眠は自律神経の乱れを整えて疲労回復やストレス解消に役立ちますので早めの就寝を心がけてたっぷりと睡眠時間を確保しましょう。喫煙や過度なアルコール摂取も動脈硬化の原因に結び付きますので控えるようにしましょう。
食生活の改善でコレステロール値を下げる
そして、最も重要になるのが食生活の改善です。食生活において気をつけるべきこととしては、コレステロールや中性脂肪の数値を高くする原因となる脂質の多い油っこい食事をなるべく避けることです。
高血圧の原因となる塩分の多い味の濃い食事をなるべく避け、水分をこまめに摂取することも重要になります。
ビタミンやミネラルやタンパク質や食物繊維をしっかりと摂取して、栄養バランスを意識することも必要です。
基本的なことで食事はしっかりと噛んで食べ、早食いをしない、腹八分目に抑えるなども実践し、食事は規則正しく摂るようにします。
DHAが動脈硬化の改善に有効
動脈硬化の改善や予防に役立つ成分としてDHAがあります。食生活の改善にプラスしてDHAを積極的に摂取することでさらに動脈硬化の改善や予防効果を高めることができます。
DHAはドコサヘキサエン酸の略で多価不飽和脂肪酸の一種です。サンマやサバやカツオやブリやマグロやイワシなどの青魚に豊富に含まれている成分で、積極的に摂取することでコレステロールや中性脂肪の数値を下げたり高血圧を予防したりする効果が期待できます。
それだけではなく、集中力や記憶力を高めて脳の機能をアップさせたりアレルギーを抑制したりする健康効果も期待できる注目の成分です。
摂取の難しいDHAはサプリを使用する
しかし、青魚を毎日の食事メニューにコンスタントに取り入れるということはとても難しいことです。物理的にも経済的にも長続きさせることが困難です。
そこで役立つのがDHAサプリメントです。DHAサプリメントなら毎日の健康習慣として手軽に無理なく食生活に取り入れることができますし、経済的な負担も少ないので続けやすいというメリットもあります。
青魚からDHAを摂取するよりも効率的に血管に作用させることができるという利点もあります。
DHAサプリメントは様々なメーカーやブランドから様々な種類のものが市販されており、通販サイトや薬局やドラッグストアなどで手軽に買うことができます。
DHAサプリを積極的に摂取してコレステロールなどの数値を下げ、動脈硬化になりにくいしなやかで健やかな血管に導きましょう。