ヨガはメタボ予防に最適!
ヨガと聞くと、異国の地の難しいものだとか、若くて細い女性がやってるものだとかいったイメージがあって、ちょっと敬遠気味になりますよね。
でもヨガは老若男女関係なく、初めての方でも簡単にできるのです。ヨガはゆったりとした動きに合わせて大きく呼吸を整え、終わってみると汗をかいて体も心もスッキリします。
なんの道具も入りません。運動しやすい格好でさえいればできますので是非チャレンジしましょう。
過度な負担がかからない
ヨガは激しいスポーツのように心臓や足腰へ大きな負担がかかる心配がありません。メタボ体質の人にとっては、苦しくないのに効率良く脂肪を燃やせるヨガが ピッタリです。
ヨガは運動神経の良し悪しがぜんぜん関係ない点からも、運動が苦手な人でも続けられるのです。そして無理なく体の柔軟性を上げることもできて代謝が上がります。
柔軟な体は動きも軽やかになる上に、怪我もしにくい体になりますから一石二鳥です。
ヨガのストレス抑制効果
ヨガにはストレス抑制効果があると言われています。ヨガの運動効果は有酸素運動と同等で、ストレス抑制効果やリラックス効果が神経内分泌の機能を高めてくれて、代謝の機能などに良い効果を与えてくれます。
脂肪を落とす効果の高いポーズ
代謝アップのポーズ
では具体的にメタボ予防に効果のあるヨガのポーズをご紹介します。
膝に痛みが無ければ、まず正座で座って左足を床に対してちょうど直角になるように立ててください。次にゆったり息を吐きながら両手を前について上体をゆっくりと前へと傾けていきましょう。無理はしないで下さい。
次に、右足を後方へ大きく真っ直ぐに伸ばします。息をゆったり吸いながら、上体を床に対して垂直になるように徐々に起こしていき、両手を外から頭の上で合わせて天井の方へ伸ばします。
ちょうど二の腕が耳の真横に来るように、両手を天井に向けてぴんと伸ばします。背筋を伸ばしたまま、息を吐きながら腰をゆっくりと落としていきましょう。
この姿勢のまま出来るなら30秒間じっと姿勢を維持して、呼吸をします。息を吸って両手を戻し、吐きながら右膝を後ろに引いて、いわゆるよつんばいに戻ります。
もちろん逆も同じようにやってみて下さい。これは脚部のストレッチには良いポーズで、体幹の強化にとても良いです。インナーマッスルを鍛えるのは内臓脂肪を落とすのにぴったりです。
橋のポーズ
デスクワークが多かったり、背を曲げて作業することが多かったりする方に特にオススメです。
面積の広い背中の筋肉や、落としにくいお尻の肉を鍛えます。床に仰向けになり、息を吸い、あごを引きながら膝を立てて足幅に開きます。
息を吐きながら、おへそを意識しながらゆっくりと腰を高く天井に向ける気持ちで持ち上げていきます。 お尻が下がらないように注意してください。
この状態でできれば30秒間維持しながら呼吸をしてください。今度は息を吸いながら腰を下ろしていき、息を吐きながら体を元に戻します。
英雄のポーズ
このポーズはヨガの中でも大変有名で、下半身に良く効きます。脚をできる範囲で結構ですので大きく開いてください。
次に、右足は真横、左足は内側に向け、息を吸いながら両手を肩の高さまで前に上げます。ゆったりと息を吐きながら右足を曲げて、腕は横に維持します。
息を吐きながら両手を左右に広げ、右足を踏み込んで下さい。呼吸を維持して、息を吸って戻したら反対側も同じようにやってください。
最後に
ヨガは多少やり方や伸ばし具合などが違っても十分効果がありますので、難しそうだから辞める、というのだけはしないで下さいね。
ゆっくり行え、お金もかからず、まさにメタボ予防にピッタリの運動です。