DHA・EPAの効果

DHA・EPAが中性脂肪を減らすメカニズムと動脈硬化性疾患の予防

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みなさんはDHA・EPAに中性脂肪を減らす働きがあることをご存知でしたか?

中性脂肪は私達の体にとってなくてはならない大切な働きをしている一方で、これが増えすぎると、脳梗塞・心筋梗塞・くも膜下出血等の動脈硬化性疾患の原因になってしまいます。

そこで、今回は、DHA・EPAがこの中性脂肪を減らす働きについて、動脈硬化性疾患の予防という観点から、詳しくお話していきたいと思います。では、まず最初に中性脂肪について簡単におさらいしておきましょう。

 

中性脂肪とは?

余分な糖質や脂質は、中性脂肪(いわゆる脂肪)として、内臓や内臓の周囲そして皮下に蓄えられ、私達の体の中で次のような重要な働きをしています。

 

中性脂肪の私達の体内での働き

  • 糖質が欠乏した場合の予備のエネルギー源となる
  • 外気の影響をやわらげ、体温を一定に保つ
  • クッションとして、内臓や骨を守る

このように、私達の体の中で重要な働きをしている中性脂肪ですが、増えすぎると、脳梗塞・心筋梗塞・くも膜下出血等の動脈硬化性疾患の原因となってしまいます。

では、なぜ中性脂肪はおそろしい動脈硬化性疾患の原因になってしまうのでしょうか?続けて、この両者の関係についてみていきましょう。

 

中性脂肪と動脈硬化性疾患の関係

動脈硬化性疾患は動脈硬化や血栓が原因で発症しますが、それらと中性脂肪とは次のような関係にあります。

  • 中性脂肪が増えすぎると、活性酸素によって酸化され、過酸化脂質となって、血管壁を傷つけ、動脈硬化の引き金となる
  • 中性脂肪が増えすぎると、血管壁の内部で酸化されて動脈硬化の原因となる悪玉コレステロールが増え、その反面、血管壁の内部から悪玉コレステロールを抜き取って動脈硬化を予防・改善する善玉コレステロールが減り、動脈硬化を進行させる
  • 中性脂肪が増えすぎると、通常の悪玉コレステロールよりも、より血管内部に入り込みやすく、また、酸化されやすい超悪玉コレステロールのsdLDLが増え、動脈硬化を加速度的に進行させる
  • 中性脂肪が増えすぎると、通常の悪玉コレステロールよりも、より血管内部に入り込みやすく、また、酸化される必要すらなくそのまま動脈硬化の原因となるレムナントが増え、動脈硬化を加速度的に進行させる
  • 中性脂肪が増えすぎると、血小板が凝集しやすくなり、血液がドロドロになって、血栓ができやすくなる

このように、中性脂肪が増えすぎると、動脈硬化を進行させ、また、血栓ができやすくなって、動脈硬化性疾患のリスクを高めてしまいます。

しかし、DHA・EPAには、この増えすぎた中性脂肪を減らして、動脈硬化性疾患を予防するすぐれた働きがあります。

では、DHA・EPAはどのような働きで中性脂肪を減らすのでしょうか?続けて、DHA・EPAが中性脂肪を減らすメカニズムについてみていきましょう。

 

DHA・EPAが中性脂肪を減らすメカニズム

DHA・EPAが中性脂肪を減らす働きがあることについては、消費者庁がおこなった食品の機能性評価モデル事業において、A評価機能性について明確で十分な根拠があるを受けています。

参照消費者庁「食品の機能性評価モデル事業」の結果報告

また、EPAについては脂質異常症を適応症とする医薬品として認可されているほど確かなものですが、では、DHA・EPAはどのようなメカニズムで中性脂肪を減らすのでしょうか?続けて、そのメカニズムについて詳しくみていきましょう。

 

【DHA・EPAが中性脂肪を減らすメカニズム】

  • DHA・EPAは、リポタンパクリパーゼ(脂肪分解酵素)を活性化し、脂肪の分解を促進することによって、血中の中性脂肪を減らす
  • DHA・EPAは、肝臓での中性脂肪の合成を抑制し、肝臓から分泌される中性脂肪を減らすことによって、血中の中性脂肪を減らす
  • DHA・EPAは、中性脂肪の腸からの吸収を抑制することによって、血中の中性脂肪を減らす

このようなメカニズムによってDHA・EPAは、中性脂肪を減らして、動脈硬化を予防し、また、血栓をできにくくして、動脈硬化性疾患を予防する働きがあるというわけです。

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回はDHA・EPAが中性脂肪を減らすメカニズムとそれによって動脈硬化性疾患を予防する働きについてみてきました。

健康診断で中性脂肪値が高く気になっている方は、是非、食事やサプリ等でDHA・EPAを積極的に取り入れて、中性脂肪値の改善に挑戦してみてはいかがでしょうか?

 

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